第1部5章 イ・プルーリバス・ウナム キャスター ★3
FGO（Fate/Grand Order）のサーヴァント「ジェロニモ」の元ネタに関する書籍や映画などを紹介しています。間違いがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。また、書籍の感想やお勧めの書籍や映画があれば、ぜひお知らせください。
ジェロニモはこんな人物
ジェロニモ（1829年ー1909年）は、アメリカインディアン、アパッチ族の戦士で、対白人抵抗戦である「アパッチ戦争」に身を投じた。メキシコ軍に家族が虐殺されたのを機に、アパッチ族の戦士たちとともに対白人のゲリラ戦に従事した。(参考：ウィキペディア）
ジェロニモ関連書籍
ジェロニモ自伝
スティーブン・バレット (監修), 西川秀和 (翻訳) ／NextPublishing Authors Press
ジェロニモが口述したアパッチ族の言葉からアメリカ人のスティーブン・バレットが通訳の助けを借りて英語にまとめたもの。アパッチ族の歴史、慣習や文化について、なぜメキシコ人に増を抱いていたのか、アメリカ人との戦いから降伏まで語っている。
ジェロニモ追跡
菊池 東太 ／ 草思社
西部劇で見たジェロニモやネイティブアメリカンの描かれ方に疑問を持った著者が、米国にジェロニモ（の子孫）を追って旅を続けるルポ。実際にジェロニモの子孫に会い、話を聞くことができたのだが、日本人であることが少なからず功を奏したという。廃版ですが、ユニークな本なのでご紹介。
わが魂を聖地に埋めよ
ディー・ブラウン (著), 鈴木主税 (訳)／草思社文庫
上下2巻。先住民側から見た19世紀後半のアメリカ西部史。2007年にはTV映画化もされています（「Bury My Heart At Wounded Knee」）。
ジェロニモ関連映画
ジェロニモ
Geronimo 1993年 ／ 監督：ウォルター・ヒル
最後のアパッチ族戦士ジェロニモがついに遂に投降する日がやってきた。彼をサンカルロスの基地へと連行する任務を受けた青年将校の回想で物語が展開する。青年将校（ナレーションも）はマット・デイモン。ジェロニモを演じるのはチェロキー族の俳優ウェス・ステュディ。
駅馬車
Stagecoach 1939年 ／ 監督：ジョン・フォード
ジョン・ウェイン主演の西部劇の名作。映画評論家が選ぶ名作映画ランキングなどでは、今でも上位に登場する。西部劇ではあるが、駅馬車に乗り合わせた人々の人間模様が中心で、終盤にアパッチ族の襲撃と決闘の迫力あるアクションシーンが有名だ。ただしアパッチ族はいわゆる西部劇の悪役という描かれ方。
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