第1部5章 イ・プルーリバス・ウナム キャスター ★4
FGO(Fate/Grand Order)のサーヴァント「トーマス・エジソン」の元ネタに関する書籍や映画などを紹介しています。間違いがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。また、書籍の感想やお勧めの書籍や映画があれば、ぜひお知らせください。
トーマス・エジソンはこんな人物
トーマス・アルバ・エジソン(1847-1931)は、アメリカ合衆国の発明家であり起業家。蓄音器、白熱電球、活動写真など生涯で1300もの発明を行った「発明王」として知られ、日本でも児童向けの伝記に必ず登場する。「天才は1%のひらめきと99%の汗(Genius is one percent inspiration, 99 percent perspiration.)」の言葉は有名。発明の特許を巡り、数多くの訴訟を起こしたことから「訴訟王」の異名も持つ。
また、オカルト的なものに興味を示し、ブラヴァツキー夫人とも実際に親交があった。(参考:ウィキペディア)
トーマス・エジソン関連書籍
エジソンと発明
大森 充香 /丸善出版
エジソンの生涯と数々の発明品について、たくさんの挿絵とともにわかりやすく解説した児童向けの書籍。“ためしてみよう!”のコーナーでは、エジソンのアイディアや発明品の原理について、楽しく体験することができる。
エジソン―電気の時代の幕を開ける
アデア,ジーン/ 大月書店
「オックスフォード 科学の肖像」というシリーズもの。エジソンの数々の発明と起業家としての側面も紹介している。
未来のイヴ
ヴィリエ・ド・リラダン/東京創元社
1886年に書かれたSF小説で、小説内にエジソンが登場する。美しいが低俗な女性に恋した男から悩みを打ち明けられたエジソン博士は、彼女そっくりの人造人間を作り出す。この作品内のエジソンの言葉が、押井守監督の映画「イノセンス」に引用されている。
訴訟王エジソンの標的
グレアム・ムーア/ハヤカワ文庫
19世紀末のNY。発明王エジソンは、実業家ウェスティングハウスの製造する白熱電球に対し、特許権侵害訴訟を起こしていた。ウェスティングハウスに雇われた弁護士ポールは、テスラを味方につけ、エジソンの電球の特許の欠陥を暴こうとする。エディ・レッドメイン主演で映画化の予定があるそう。
トーマス・エジソン関連映画
エジソンズ・ゲーム
The Current War 2017年 / 監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
エジソンとウェスティングハウス&テスラの直流vs交流の「電流戦争」を描いた作品。100年も前にカネをめぐる激しいビジネスバトルが展開されていたんだなーと改めて思いますね。歴史モノというよりビジネスサスペンス的な面白さ。エジソンを演じるのは、ベネディクト・カンバーバッチ。新型コロナの影響で公開が延期されていたこともあり、配信開始が予想以上に早かったです。
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