イベント「セイバーウォーズ2」 アーチャー ★4
FGO(Fate/Grand Order)のサーヴァント「カラミティ・ジェーン」の元ネタに関する書籍や映画などを紹介しています。間違いがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。また、書籍の感想やお勧めの書籍や映画があれば、ぜひお知らせください。
カラミティ・ジェーンはこんな人物
カラミティ・ジェーン(Calamity Jane)は本名マーサ・ジェーン・カナリー(1856/1852-1903)。アメリカ西部開拓時代の女性ガンマンで別名「平原の女王」。西部開拓時代のガンマンワイルド・ビル・ヒコックの友人として知られる。ミズーリ州に生まれ、早くに両親を亡くし、6人兄弟の長女として、様々な職業につき家族を養った。1870年ごろにはスカウト(斥候)として働き始め、この時に男装を始めるようになる。「カラミティー(厄災)」の名は、騎兵隊が先住民に襲われた災いから付けたとも(ジェーンが自叙伝で語ったが眉唾の話らしい)、法廷で問題をおこすことが多かったからだともいわれている。なお、ジェーンの宝具「スペース・デッドマンズ・ハンド」は、盟友ワイルド・ビルが殺されたときに手にしていたポーカーの手札「黒のエースと8のツーペア(デッドマンズ・ハンド)」からきているものと思われる。(参考:ウィキペディア)
カラミティ・ジェーン関連書籍
図解 フロンティア
高平 鳴海/新紀元社
おなじみ「図解」シリーズのウエスタン入門編。よく知られた人物や、当時の職業から人々の暮らしぶりまで、多くの項目について、簡潔に解説。カラミティ・ジェーンについては「虚栄に生きた厄災のジェーン」としてその生涯を紹介しています。
西部開拓史
猿谷要 /岩波新書
西部開拓史=先住民迫害の歴史。フロティアスピリットあふれうr西部劇や「大草原の小さな家」、ディズニーランドのウェスタンランドは、西部開拓史の一面でしかないと改めて知らされました。と書くと難しそうですが、かなり読みやすくまとまっています。
忍者アメリカを行く
中田 耕治/大陸文庫
すでに廃刊ではありますが…。アメリカ西部をさすらう甲賀流忍法の達人でイケメンの忍者・隼秀人の冒険活劇。彼の行く手には。ビリー・ザ・キッド、ドク・ハリディ、カラミティ・ジェーン、ジェロニモと次々西部劇の有名人が待ち受けている。という荒唐無稽かつ無茶苦茶な設定ですが、こういう活劇もの楽しいですよね…。
カラミティ・ジェーン関連映画
映像作品は基本的に西部劇。
カラミティ
CALAMITY 2020年 仏・デンマーク / 監督:レミ・シャイエ
カラミティ・ジェーンの少女時代を描いたアニメ。12歳の少女マーサ・ジェーンは家族と西へ向けて旅を続けていた。だが旅の途中で父親が負傷、マーサが家族を守る立場になる。
カラミティ・ジェーン
CALAMITY JANE 1953年 / 監督:デヴィッド・バトラー
彼女の名前をタイトルに冠したドリス・デイ主演のミュージカル映画。ミュージカルとしてもしばしば上演されています。主題歌の「シークレット・ラブ」は、西部劇映画音楽の定番。
平原児
The Plainsman 1936年 / 監督:セシル・B・デミル
ワイルド・ビル・ヒコックの生涯を描いた作品で、ワイルド・ビルを演じるのは、ケイリー・クーパー。ジェーンを演じのは、ジーン・アーサー。モノクロ映画。すでにパブリックドメインになっており、Youtubeなどにもまるっとアップされています。
バッファロー・ガールズ
Buffalo Girls 1995年 / 監督:Rod Hardy
アンジェリカ・ヒューストンがジェーンを演じたTV映画。女性の生き方が結婚するか娼婦になるかしかないと悟ったジェーンは、男として生きることを選択、猟師となるが……。ワイルド・ビルを演じたのはサム・エリオット。ほかにメラニー・グリフィスやガブリエル・バーンなどTV映画とは思えない豪華なメンバーです。残念ながら日本語吹き替えは、レンタルビデオ落ちくらいしかみつかりませんでした。
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