ビリー・ザ・キッド

第1部5章 「イ・プルーリバス・ウナム」第2部1章「永久凍土帝国 アナスタシア」 アーチャー ★3

FGO(Fate/Grand Order)のサーヴァント「ビリー・ザ・キッド」の元ネタに関する書籍や映画などを紹介しています。間違いがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。また、書籍の感想やお勧めの書籍や映画があれば、ぜひお知らせください

ビリー・ザ・キッドはこんな人物

ビリー・ザ・キッド(1859~1881)は、アメリカ西部開拓時代のアウトロー。通説では、21人を殺し、21歳で殺された左利きの早撃ち少年ガンマン。ワイアット・アープやジェシー・ジェイムズなどと並び、西部開拓時代のアウトローとして人気が高い「少年悪漢王」。ニューヨークに生まれ西部のニューメキシコ州で育ったと言われているが、出生地には諸説あり。12歳の時に、母親を侮辱した男を殺してアウトローとなったとされ、アリゾナやテキサス、さらにメキシコ国境で牛泥棒、強盗や殺人を重ねた。1881年、かつての友人で保安官となったパット・ギャレットに射殺された。(参考:ウィキペディア

ビリー・ザ・キッド関連書籍

ビリー・ザ・キッド、真実の生涯 
パット・ギャレット
ビリー・ザ・キッドの友人でもあり、彼を射殺した保安官パット・ギャレットによる伝記。改訂新版が出たばかり。図版などもふんだんにあり、映画や伝説とは異なるビリー像。なお、ギャレットは、丸腰のところを闇討ちに遭い殺されたという説を否定、ビリーが銃を構えたので撃ったといい、正当防衛だとしている。


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ビリー・ザ・キッド全仕事  
マイケル オンダーチェ/白水ブックス
資料集みたいなタイトルですが、「イギリス人の患者(映画「イングリッシュ・ペイシェント」の原作)」で知られるブッカー賞受賞の作家、マイケル・オンダーチェによる小説。伝説的アウトローの愛と死と暴力に満ちた生涯を、詩、挿話、写真、インタビューなどで再構成したもの。高橋源一郎の書評が面白い。


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友よ、また逢おう―ビリー・ザ・キッドの伝説 
片岡義男 /角川文庫
片岡義男といえば、アメリカ文化に憧れる「POPAYE」少年(80年代)の教祖的作家。西部の荒くれアウトローとは相いれない気がしますが、作者もあとがきで書いている通り、真実のビリー・ザ・キッドに迫るという物語ではなく、この時代を生きた青年の青春小説的な作品。FGOのビリー・ザ・キットが好きなら、こういう書かれ方のほうが嬉しいんじゃないかという気もしますがどうでしょう。廃刊ですが、電子版や中古で入手可能。

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ビリー・ザ・キッド関連映画

スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー 
The Kid 2019年 / 監督:ヴィンセント・ドノフリオ

日本公開は2020年1月31日。2019年10月に「ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトロー 」のタイトルでWOWOWで放送された作品。ビリーを演じるのはデイン・デハーン。丸顔で少年ぽさの残る金髪は、FGOのビリーに遠からじといったところ。WOWOWのタイトルはミスリード(原題の「The Kid」は、主人公の少年リオを指してます。もしくはWミーニング)だったと思うので、邦題変更は納得ですが、あまりウケなさそうな…。ギャレットはイーサン・ホーク。クリス・プラットが出ているんですが、よくこんな役受けたなぁと思うヤナやつでした。2020年4月23日に日本版DVDがリリースされました。

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ヤングガン 
1988年 / 監督:クリストファー・ケイン

ちょっと古めですが、ブラット・パック(80年代の青春映画ブーム時に人気だった若手俳優の総称)作品の代表作。ビリーを演じるのは、エミリオ・エステベス。他にキーファー・サザーランド、チャーリー・シーンらブラット・パックの俳優たちが勢ぞろい。みんな若い。本作では「ビリー・ザ・キッド」誕生のいきさつを、続編となる「ヤングガン2」では彼の死を描く。


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ビルとテッドの大冒険 
1988年 / 監督:スティーヴン・ヘレク

ロックスターを目指すカリフォルニアの高校生ビルとテッドは、歴史の授業で落第寸前。そんな2人の前にルーファスと名乗る男が現れ、2人をタイムマシンでの時間旅行に送り出す。2人は行く先々で多くの歴史上の人物と出会い……。若きキアヌ・リーブズのアホっぷりに笑えるコメディです。FGO登場キャラには、ビリー・ザ・キッド以外にも、ジャンヌ・ダルクやナポレオンに出会います。


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ビリー・ザ・キッド 21才の生涯 
1988年 / 監督:サム・ペキンパー

西部劇の巨匠、サム・ペキンパー監督作。保安官パット・ギャレットは、かつての友人であり伝説のガンマン、ビリー・ザ・キッド射殺の命を受けた。ジャケット写真にでているジェームズ・コバーンはギャレット役。キッドはクリス・クリストファーソン。ホントはアル・パチーノ(馬に乗れないらしい)かダスティン・ホフマンが候補だったと町山智浩氏が言ってました。ボブ・ディランが台詞のない役で登場します。いわゆる西部劇らしい西部劇。タイトルは「21才の生涯」ですが、最後の1年を描いたものです。

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左きゝの拳銃 
1958年 / 監督:アーサー・ペン
もとはテレビドラマ用に作られた脚本で、タイトルは「ビリー・ザ・キッドの死」、そのタイトル通り、最後の1年を描いた映画。ビリーを演じるのは若かりし頃のポール・ニューマン。とてもイケメンですが、「キッド」ぽくはないですね.

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