オデュッセウス

神代巨神海洋 アトランティス ライダー ★5

FGO(Fate/Grand Order)のサーヴァント「オデュッセウス」に関する書籍や映画などを紹介しています。間違いがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。また、書籍の感想やお勧めの書籍や映画があれば、ぜひお知らせください。

オデュッセウスはこんな人物

オデュッセウスは、ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」の主人公として知られているギリシア神話に登場する英雄。イタケー(イタキ、イタカとも イオニア海に位置するギリシャ領の島)の王で、妻はペーネロペー、息子はテレマコス。軍略に長けた知将として知られ、トロイア戦争ではアカイア軍に加勢し、「トロイの木馬」の策を立案。10年続いたトロイア戦争を終わらせ、アカイア勢を勝利に導いた。だが、故郷へ帰る途中、ポセイドーンの怒りをかい、さまざまな困難に遭い、戦以上の歳月を費やすことになる。

一つ目の巨人キュクロープスの島、魔女キルケーのアイアイエー島、怪物セイレーンやスキュラのいる海域、海の女神カリュプソーの島、王女ナウシカーのいるスケリア島など、苦難の旅の末、イタケーに帰り着くが、王宮は妻ペーネロペーに言い寄る求婚者たちで蹂躙されていた。アテナの知恵を借り、老人に姿を変えて宮殿に戻ったオデュッセウスは、彼にしか扱えない強弓で、矢を射て12の斧の穴を一気に貫通させて姿を現し、求婚者たちを撃退。晴れてペーネロペーと再会する。(参考:ウィキペディア

管理人
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長い旅や探究を指す「オデッセイ」の語源ですね。キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」の原題は「2001: A Space Odyssey」でした。

オデュッセウス関連書籍

オデュッセウスの冒険―サトクリフ・オリジナル〈5〉
ローズマリー・サトクリフ/原書房
長い叙事詩をさくっとまとめたサトクリフ版オデュッセイア。訳もあっさりというか味気ない感じではありますが、サクサク読めるので、手っ取り早く冒険の一部始終を知りたい方にはおすすめ。挿絵をアラン・リーが担当しているのもうれしい。トロイア戦争を描いた「トロイアの黒い船団」と対になっています。


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オデュッセイアー
ホメロス/岩波文庫
「イリアス」と並ぶ古代ギリシャの挑戦叙事詩。トロイア戦争終結後、オデュッセウスが故郷イタキーに帰還するまでを描く。オデュッセウスの苦難は、ヘラクレスのような「難行」のように生命を脅かすようなものばかりではなく、硬軟取り混ぜた危機で、カリュプソーやキルケー、ナウシカアのエピソードなどはむしろそのままそこにいたほうが楽な人生が送れる。「故郷に帰る」という点からみると危機ですが、楽しく生きる、という点ではむしろ幸運でさえあるという…。けれど、それを振り切って帰るんですよね。

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オデュッセウスの航海―マンガ・ギリシア神話〈8〉
里中満智子/中公文庫
オデュッセウスの航海についてまるっと1巻。こうしてみるとオデュッセウスの航海とは、キルケーをはじめ、カリュプソー、ナウシカアと次々タイプの違ういい女に言い寄られるけど振り切って妻の元に戻る、という愛妻物語ではないかという気がしてきました。コラムで実際にオデュsッセウスがたどった(と思われる)航路をを紹介していたり、故郷に戻った後のオデュッセウス「二人は末永く暮らしました」とはならない結末などを紹介していて楽しめます。


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オデュッセウスの世界
モーゼス・I・フィンリー / 岩波文庫
「イリアス」「オデュッセイア」を社会学や考古学、伝承研究などをふまえ、口承文学が生まれt当時の社会状況や歴史背景などを解き明かしていく(自分でも何を書いてるのかよくわからないw)。歴史研究所の1つだと思うが、堅苦しくはない。とはいえ、「イーリアス」「オデュッセイア」やトロイア戦争の知識が全くないとさすがに厳しいかと。


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ユリシーズ
ジェイムズ・ジョイス /集英社
ジェイムズ・ジョイスによる20世紀を代表するといわれている長編小説。「ユリシーズ」は「オデュッセウス」の英語読み(ラテン語の)。ダブリンに暮らすレオポルド・ブルームを中心に、ダブリンのある1日(1904年6月16日)の朝8時からを18の物語で綴る。各話は、デュッセウスの航海に対比しており、描き方も文体も多種多様。オデュッセウスはさえない中年男レオポルド、妻ペネロペは浮気な尻軽妻モリーに置き換わって登場します。ちなみにキルケーは、娼館の女主人に。


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オデュッセウス関連映画

ユリシーズ
Ulisse 1954年/監督:マリオ・カメリーニ。
ジョイスの小説とは関係なく、オデュッセウスの英語読みがタイトルに。オデュッセウスの航海を描いたアクション大作で、古い映画の割に頑張ってます。ユリシーズはカーク・ダグラス。キルケーと妻ペネロペが同じ女優さん(シルヴァーナ・マンガーノ)が演じているのが、皮肉なのかコスト削減なのかw 他にナウシカアで、ロッサナ・ポデスタ。彼女は「トロイのヘレン」でヘレン(ヘレネー)役でしたから、あちこちで忙しいw


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本編収録です。下の動画サムネイルでアップになってるのはナウシカア役のロッサナ・ポデスタ


オデュッセイア/魔の海の大航海
THE ODYSSEY 1997年/監督:アンドレイ・コンチャロフスキー
FFコッポラが。製作総指揮を務めたTVムービー。さすがというかTVムービーとしては豪華な作りになっています。タイトルは「オデュッセイア」ですが、トロイア戦争から話が恥アンリ、アキレウスやヘクトールも登場。オデュッセウスはアーマンド・アサンテとやや(かなり)地味ですが、その分脇役にコストを割いてまして、ペネローペーはグレタ・スカッキ、アテナにイザベラ・ロッセリーニ。クリストファー・リーも出ています。


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トロイ
TROY 2004年 / 監督:ウォルフガング・ペーターゼン
ブラッド・ピットがアキレウスを演じた「トロイ」。オデュッセウスは、ジョーン・ビーンでした。公開当時、「ロード・オブ・ザ・リング」のヒットから間もない時期で、パリス役のオーランド・ブルーム(レゴラス)、ショーン・ビーン(ボロミア)と人気者2人が顔をそろえたのも話題に。


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オデュッセウス
Odysseus & the Isle of Mists 2008年 / 監督:テリー・イングラム
トロイア戦争後、故郷に帰れずさすらう英雄オデュッセウスが流れ着いた島では危険が待ち受けていた、のは間違いではないのですが「絶海の孤島に群れを成す吸血翼獣 VS 智将オデュッセウスの壮絶バトル」えっそれはなにwというオリジナル要素満載のアクション映画です。オデュッセウスはアーノルド・ヴォスルー(「ハムナプトラ」のイムホテップ。スキンヘッドの人です)。。

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