メアリー・アニング

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メアリー・アニングはこんな人物

メアリー・アニング(Mary Anning 1799年~1847年)は、イギリスの化石発掘者であり古生物学者。
1799年、イギリス南部沿岸ドーセット州のライム・レジス村で生まれた。村の沿岸部は、前期ジュラ紀には赤道直下の熱帯の海底だったことから多くの化石が見つかっており、家具職人だった父親は、化石を採集し、観光客に売ることで生計を立てていた。メアリーら子供たちも幼いころから化石収集のノウハウを教えられていた。

1811年、12歳のメアリーはイクチオサウルスの全身骨格の化石を発見したことでその名前が知られるようになり、その後、1821年にプレシオサウルスの骨格化石を、1828年には新種の魚の化石やドイツ以外では初めてとなる翼竜(ディモルフォドン)の全身化石などを発見。初期の古生物学に大きく貢献した。30代後半にはイギリス学術振興協会から収入を得ることになったが、女性であるため本や論文を出版することは許されず、ロンドン地質学会の入会も認められなかったという。(参考:ウィキペディア

メアリー・アニング関連書籍

メアリー・アニングの冒険 恐竜学をひらいた女化石屋 
吉川 惣司 , 矢島 道子 /朝日新聞社

ロンドンの視線史博物館にあるプレシオザウルスの標本の下にある1枚の肖像画。ボンネットをかぶり、分厚いコートを着た女性の右手にはハンマー。本書はこの不思議な肖像画の謎解きから始まります。それほど詳しい資料がたくさん残されているわけではないため、想像で描かれた部分も少ないないのですが、それが功を奏してかなり面白い1冊になりました。

恐竜を追った人びと―ダーウィンへの道を開いた化石研究者たち 
クリストファー マガウワン/古今書院

19世紀イギリスの代表的な古生物学者の人物像。筆者は当初メアリー・アニングの伝記を書くつもりだったが、調査を重ねるうちに、この形になったという。予想以上に当時の研究者たちの交流があったことがうかがえます。

メアリー・アニング 

北神 諒 矢島 道子/ポプラ社

子供向けのコミック版世界の伝記シリーズです。今現在、一番入手しやすいメアリー・アニングに関する書籍が児童向けのマンガ伝記というのもなんだか不思議な感じです。子供むけではありますが(子供向けだからこそ?)、化石採掘に情熱を傾け、才能と機転で活躍する姿が生き生きと描かれています。

メアリー・アニング関連映画

アンモナイトの目覚め 

Ammonite 2020年・英、米、オーストラリア/監督:フランシス・リー

1840年代、イングランドのライム・レジス。人間嫌いの古生物学者メアリー(ケイト・ウィンスレット)は、地質学者のマーチソンから旅行に出ている間、妻シャーロット(シアーシャ・ローナン)の面倒を見てほしいと頼まれる。当初対立する2人だが、同じ孤独感を抱えていると気づいた2人はいつしかひかれあうようになる。メインの登場人物は実在の人物ですが、実際の年齢はシャーロットのほうが10歳以上年上だったそうです

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