ポール・バニヤン

オール・ザ・ステイツメン! バーサーカー ★1

FGO(Fate/Grand Order)のサーヴァント「ポール・バニヤン」の元ネタに関する書籍や映画などを紹介しています。間違いがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。また、書籍の感想やお勧めの書籍や映画があれば、ぜひお知らせください。

ポール・バニヤンはこんな人物

ポール・バニヤンは、アメリカの昔話(ほら話)に登場する斧を手にした木こりの大男。8メートルの巨人で、ペットの青い雄牛「ベイブ」を連れ、アメリカ大陸を木を切り倒しながら進み、五大湖やミシシッピ川を造ったと言われている。食事をするのも大変で、パンケーキを焼く巨大なフライパンに油をひくだめ、仲間の木コリをフライパンの上でスケートさせたという。ミネソタ州北部のベミジーはポール・バニヤンゆかりの地として知られ、像が建っている。(参考:ウィキペディア

ポール・バニヤン関連書籍

巨人ポール・バニヤン―アメリカの奇妙な話〈1〉 
ベン・C. クロウ 、 Ben C. Clough 、西崎 憲(訳) /ちくま文庫
開拓時代からのアメリカの昔話、ほら話、怪談などを全54話収録。ポール・バニヤン関連のお話は5篇。ちなみに(2)はちょっと怪奇、魔術的な話が中心の巻。

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アメリカン・ヒーローの系譜 
亀井 俊介/ 光文社新書
すでに廃刊ですが、リンカーン、ワシントンなど建国当時の大統領から、開拓時代の英雄、伝説上の人物などを取り上げ、18世紀から19世紀にかけてのアメリカのヒーロー像から読み解くアメリカ民衆史。単なる昔話の紹介だけではないので、わかりやすいと思います。ビリー・ザ・キッドも登場します。


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アメリカほら話 
井上 一夫/ちくま文庫 
こちらもすでに廃刊ですが、昔話から現代までの「ほら話」をまとめた1冊。「ほら話の古典」「古き西部のほら話」「現代ほら話」「現代アメリカ・ユーモア小説」の4項目から。「木樵の英雄ポール・バニヤン」は「古木西部のほら話」に収録。

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ポール・バニヤンの驚くべき偉業
西川秀和 /NextPublishing Authors Press 
表題作をはじめ、ポール・バニヤンにまつわるさまざまな民話伝説を100話近く収録。オンデマンド印刷で、提供されています。


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ポール・バニヤン関連映画

ポール・バニヤン巨人伝説
Paul Bunyan 1958年 / 監督:レス・クラーク 
ウォルト・ディズニーのアニメ作品です。ディズニー初期のアニメに共通の作風といいますか、歌とともに物語を紹介しています。見ているうちに陽気なポール・バニヤンの歌を覚えてしまいそう。DVDは1920年代から1960年代にウォルト・ディズニーが製作した短編アニメーション集。高い値がついて入手困難ですが、Youtubeで見ることができます。

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ファーゴ 
Fargo 1996年 / 監督:イーサン・コーエン、 ジョエル・コーエン

劇中、一面雪景色の中、斧を担いだ大きなオジサンの人形が登場するんですが、これ、ポール・バニヤンです。というだけですw コーエン兄弟の代表作であり、フランシス・マクドーマンドがアカデミー賞主演女優賞を受賞した作品。


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アックス・ジャイアント
Axe Giant The Wrath of Paul Bunyan 2010年 / 監督:ゲイリー・ジョーンズ
かなりのB(C?)級映画なので、バニヤン好きにおすすめしていいかどうか。更正プログラムにより、ミネソタの山奥に送られた若者5人。プログラムに耐えられず脱走するが、脱走途中で「雄牛の角」を拾ったことから、牛をペットにしていたバニヤンの怒りを買ってしまう……というモンスターパニック映画。バニヤンのチープな見かけがつらい。


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