第三特異点『封鎖終局四海 オケアノス』 アーチャー ★3
FGO(Fate/Grang Order)のサーヴァント「ダビデ」の元ネタに関する書籍や映画などを紹介しています。間違いがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。また、書籍の感想やお勧めの書籍や映画があれば、ぜひお知らせください。
ダビデはこんな人物
ダビデ(David)は、古代イスラエルの王(在位:前1000年 – 前961年頃)。羊飼いから身をおこして初代イスラエル王サウルに仕える。ベリシテの巨人ゴリアテを5個の石で倒した逸話で知られる。サウルの死後、王位に着くと、ペリシテ人を撃破しエルサレムに都を置いて全イスラエルの王となり、40年間、王として君臨した。(参考:ウィキペディア)
ダビデ関連書籍
旧約聖書を知っていますか
阿刀田高/新潮文庫
困ったときの「知っていますかシリーズ」ということで、阿刀田高の旧約聖書解説。さまざな古典の中でも、特に信仰心もない身には「聖書」はなかなか手に取るのが難しいですが、「十戒」「ノアの方舟」「サムソンとデリラ」など断片的に知っているエピソードはいくつかあって、内容は押さえておきたいなぁと思ったときに最適ではないかと思います。「ダビデ」「ソロモン」についてもそれぞれ1章を割いて紹介しています。
ビジュアル図解 聖書と名画
中村明子/西東社
旧約・新約聖書にまつわる絵画を114点を収録、解説。「最後の晩餐」や「受胎告知」など誰もが知っている名画も掲載されています。ダビデをモチーフにした絵画は、ガラヴァッジョ「ゴリアテの首を持つダビデ」。ゴリアテの首は、カラヴァッジョの自画像といわれています。この絵は2019年12月に名古屋で行われる「カラヴァッジョ展」で日本初公開されます。名古屋開催のみで展示。ちなみに「ダビデとゴリアテ」は、カラヴァッジョが数点描いているほか、ルーベンスやティツィアーノ、グイド・レーニらも描いています。「怖い絵」シリーズの中野京子さんの文章が好きな人は「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文春文庫)をおすすめ。
神の支配から王の支配へ―ダビデとソロモンの時代
秦 剛平/京都大学学術出版会
イスラエルに王が登場した、サウロ、ダビデ、ソロモンの時代を取り上げていますが、4章中2勝がダビデについての物語。かなり難しそうな本のタイトルからとはイメージの違う、くだけた語り口。ゴシップ的な取り上げ方もあり、割と一気に読めてしまいます。ダビデではないですが「色情狂ソロモンの七〇〇人の正妻と三〇〇人の側室」なんていうスゴイ項目もありますw
ダビデ関連映画
キング・ダビデ 愛と闘いの伝説
King David 1985年 / 監督:ブルース=ベアスフォード
ダビデを演じるのはリチャード・ギア。ダビデの伝記映画……らしいのですが、主演がメジャー俳優にも関わらず、VHS以外はないところを見ると、イマイチな作品だったんですかね。リンク先は輸入版。
愛欲の十字路
David and Bathsheba 1951年 / 監督:ヘンリー・キング
ものすごいタイトルでどんな映画かと思いますが、旧約聖書のダビデとバテシバの物語が元ネタで、ダビデ王はグレゴリー・ペックなので、そういう(どういうw)映画はではなく、ふつうのメロドラマになってます イスラエル王ダビデは部下のウリヤの妻バテシバと不倫の恋に落ちた。ウリヤは激戦地におくられ、戦死。バテシバを妻に迎えたダビデだが、神の怒りにふれ、イスラエルに災いが降りかる。
ダビデとゴライアス
“David and Goliath” 1966年 / 監督:フェルナンド=バルディ ほか
ついに日本語版の映像は見つけられませんでしたが、ダビデとゴライアス(ゴリアテ)の一騎打ちを描いた映画です。リンク席は輸入ディスク。オーソン=ウェルズがサウル王役で出演、自分の出演シーンは自分で演出したらしいw
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