ファントム・オブ・ジ・オペラ

第一特異点『邪竜百年戦争 オルレアン』 アサシン ★2

FGO(Fate/Grang Order)のサーヴァント「 ファントム・オブ・ジ・オペラ 」に関する書籍や映画などを紹介しています。間違いがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。また、書籍の感想やお勧めの書籍や映画があれば、ぜひお知らせください。

ファントム・オブ・ジ・オペラはこんな人物

「ファントム・オブ・ジ・オペラ(The Phantom of the Opera)」は、フランスの作家ガストン・ルルーによって1909年に発表された小説「オペラ座の怪人(Le Fantôme de l’Opéra)」の主人公。小説は実際のオペラ座(ガルニエ宮)の構造や地下の奈落、建築経過などを詳しく取材、オペラ座建設当時の実際の幽霊話や事件などを用いて、虚構と現実が入り交じったミステリアスな怪奇ロマンで、何度も映画化され、ミュージカルにもなっている 。

舞台は1870年代のパリ。華やかな舞台でにぎわうオペラ座は、謎の怪人「ファントム」の仕業とみられる奇怪な事件が頻発していた。オペラ座のコーラスガール、クリスティーヌは代役出演したガラで拍手喝さいを受け、その歌を聞いた幼馴染のラウル子爵は、彼女への愛を思い出す。 クリスティーヌは自分の楽屋の裏から聞こえる”天使の声”の指導で上達していたのだが、彼女が亡き父がつかわしてくれたと信じていた” 天使の声 “の正体は、「ファントム」ことエリックだったのだ。祝福に訪れたラウルと再会したクリスティーヌだがその直後、エリックが現われ、クリスティーヌをオペラ座の地下へと誘う。(参考:ウィキペディア)

ファントム・オブ・ジ・オペラ 関連書籍

ルルーの原作「オペラ座の怪人」は古くから日本でも翻訳されており、各社から文庫がリリースされています。

マシュ
マシュ

意外ですが、子供向けに翻訳された「オペラ座の怪人:もたくさんあるんですよ。あまりジュニア向きの物語には思えないんですが、ミュージカルの影響でしょうか。

オペラ座の怪人 
ガストン・ルルー /光文社古典新訳文庫

2013年発売のこちらが一番新しい訳で、やや硬い感じですが今の言い回しに近いように思いました。

オペラ座の断面図と平面図もついているのがわかりやすくていいですね。

オペラ座の怪人は実在した。それは長年信じられていたように、芸人たちの思い付きや代々の劇場支配人に伝わる迷信でもなければ、踊り子やその母親、案内係、クローク係や門番たちが興奮のあまりに抱いた、たわいもない空想の産物でもなかった。

オペラ座の怪人 (光文社古典新訳文庫) 平岡 敦 (翻訳)

オペラ座の怪人 
ガストン・ルルー /角川文庫

2000年の新訳。

一番売れているのはこの角川文庫版で、書店在庫で置いていることも多いですね。

<オペラ座の怪人>は実在した。それは、今まで長いあいだ考えられてきたように。多感な歌手や迷信深い劇場支配人たち。なにかというとすぐに騒ぎ立てる頭のからっぽな若いバレリーナや付き添いの母親たち、案内嬢やクローク係や守衛のたわいない空想の産物絵はなかったのだ。

オペラ座の怪人 (角川文庫) 長島 良三 (翻訳)

オペラ座の怪人 
ガストン・ルルー /創元推理文庫

1987年の訳ですが、比較的親しみやすい訳のように思います。ただ、20年以上前の訳なので、現在ではなじみのない言い回しや名詞が登場することも。

オペラ座の幽霊は存在していた。それは決して、長らく信じられていたように、芸術家たちの霊感、支配人たちの迷信、あのバレエ団のお嬢さんたちやその母親たち、案内嬢たち、クローク係や門番たちの興奮した脳みそといったもののぱっとしない産物ではなかったのだ

オペラ座の怪人 (創元推理文庫)三輪 秀彦 (訳)

マンハッタンの怪人 
フレデリック・フォーサイス /角川文庫

失意のうちにパリオペラ座を後にしたファントムは、ニューヨークで実業家として成功していた……。

原作の続編というより、ミュージカル「オペラ座の怪人」の続編というべき後日譚。これって、ファンフィクション、二次創作ともいえますねw


ファントム 
スーザン ケイ /扶桑社

19世紀、フランス。夫を亡くしたマドレーヌが失意の中で産んだ長男エリックは、この世のものとは思えない恐ろしい容貌をしていた……。

こちらはファントム(エリック)が、いかにして「オペラ座の怪人」なったのかという前日譚を中心にした物語。なぜ「怪人」となったのか、かなり説得力ある設定でした。 上下2巻。下巻はこちら


ファントム・オブ・ジ・オペラ 関連映画

オペラ座の怪人 
2004米/監督:ジョエル・シューマッカー

ミュージカルを映画化。ファントムのジェラルド・バトラー、クリスティーヌのエミー・ロッサムら歌もほとんどの俳優が実際に歌っています。

ちなみにこのBD、日本語吹替は劇団四季です。

オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン 
2004米/監督:キャメロン・マッキントッシュ

アンドリュー・ロイド=ウェバーのミュージカル上演25周年を記念したロンドン公演を収録したもの。ラストにオリジナルキャストのサラ・ブライトマンが登場します。迫力は映画よりこちらが勝りますね。

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