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FGO(Fate/Grang Order)のサーヴァント「クレオパトラ」の元ネタに関する書籍や映画などを紹介しています。間違いがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。また、書籍の感想やお勧めの書籍や映画があれば、ぜひお知らせください。
クレオパトラはこんな人物
クレオパトラ7世(紀元前69年 – 紀元前30年)は、古代エジプト、プトレマイオス朝最後のファラオ。「絶世の美女」として知られ、人をそらさない魅力的な話術と、小鳥のような美しい声であったと伝えられる。パスカルが「パンセ」で「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の歴史は変わっていたであろう」と述べているのはあまりにも有名。(参考:ウィキペディア)
クレオパトラ関連書籍
クレオパトラ
クリスティアン・ジョルジュ・シュエンツェ 北野 徹 (訳) /白水社
ローマの有力者を次々と手玉にとった美貌の女王・クレオパトラの実像とは。パピルス文書や古銭、碑文などの考古学資料からその人物像に迫る。プトレマイオス朝の歴史、当時のイデオロギー、行政、軍事、経済についても解説る。
クレオパトラ
宮尾 登美子/ 新潮文庫
「和」な作家の印象が強い宮尾登美子はクレオパトラが好きだったそう。そのせいかクレオパトラにひいき目に描かれているかな?ドロドロ愛憎劇揃いの彼女の作品の中では、軽いほうだと思います。意外と小説として描かれたクレオパトラってないですね。上下2巻。
水中考古学 – クレオパトラ宮殿から元寇船、タイタニックまで
井上 たかひこ/中公新書
1996年にエジプトのアレクサンドリア港内の海底で見つかったのは、古代エジプトの女王・クレオパトラの宮殿だった。水中に沈む遺跡や沈没船を保存処理し、研究する「水中考古学」について紹介した本。古代から近年、ヨーロッパからアジアまで幅広く水中遺跡について、また「水中考古学」という耳慣れない学問について紹介。
アントニーとクレオパトラ
ウィリアム・シェイクスピア/新潮文庫
シェイクスピアによる戯曲。シーザー亡き後、オクタヴィアヌスとの二頭政治でローマを治めるアントニーだが、魅惑的な女王クレオパトラにとりことなり、エジプトに滞在。オクタヴィアヌスと敵対するようになる。。

「My salad days(私が青二才だったころ)」はこの作品で吾輩が有名にした言葉ですぞ。「My salad days,When I was green in judgement, cold in blood.」過去の幼稚な恋を振り返る熟女の憂いに満ちたセリフでありましょうとも!

妾はそんなことを言った覚えはありませぬ!カエサル殿のお耳に入れぬように願います!
クレオパトラ関連映画
クレオパトラ
Cleopatra 1955年 / 監督:ジョセフ・L・マンキーウィッツ
美女の代名詞クレオパトラをやはり美女の代名詞エリザベス・テイラーが演じました。製作費290億円、出演者22万3千人という史上最大のスケールで描いた豪華絢爛の歴史大作。映画会社に倒産の危機をもたらしたといういわくつきの作品です。シーザーはレックス・ハリソン(「マイ・フェア・レディ」のヒギンズ教授)
シーザーとクレオパトラ
Caesar and Cleopatra 1945年 / 監督:ガブリエル・パスカル
英国の劇作家バーナード・ショウの戯曲を映画化。シーザーはクロード・レインズ、クレオパトラは、ヴィヴィアン・リーが演じています。元となったバーナード・ショウの戯曲は、岩波文庫からでていましたが、現在は品切れ中。
アントニーとクレオパトラ
Antony and Cleopatra) 1971年 / 監督:チャールトン・ヘストン
シェイクスピア戯曲を、チャールトン・ヘストンが監督、主演で映画化。登場人員2万人を動員したアクテューム大海戦やアレキサントリアの戦は迫力満点。逆にCGがない時代のほうが大掛かりだったりするんですよね。チャールトン・ヘストンは「ジュリアス・シーザー」でもアントニーを演じておりその続編的な印象もあり。
ミッション・クレオパトラ
Asterix et Obelix, Mission Cleopatre 2002年 / 監督:アラン・シャバ
フランスの人気コミックが原作で、映画化はこれが2作目(1作目は日本未公開)だそう・ローマは最高と自慢するシーザーに対抗心を燃やしたクレオパトラは、90日間で宮殿を作って見せると見えを切った。さあどうやって宮殿を建てる?!。コミックが原作なので、荒唐無稽なコメディだと思っていただいて差し支えないです。フランスのお笑い映画なんてあんまり見たことはないですが、これかフレンチギャグなのか??という感じですね。クレオパトラを演じるモニカ・ベルッチは美しい。衣装も豪華です。
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