アン・ボニー&メアリー・リード

第三特異点「封鎖終局四海:オケアノス」  ライダー ★4

FGO(Fate/Grang Order)のサーヴァント「アン・ボニー&メアリー・リード」の元ネタに関する書籍や映画などを紹介しています。間違いがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。また、書籍の感想やお勧めの書籍や映画があれば、ぜひお知らせください。

アン・ボニー&メアリー・リードはこんな人物

アン・ボニーとメアリー・リードは、ともに18世紀のカリブ海で活動した女海賊。アン・ボニー(Anne Bonny、Bonneyとも、1700?~1782?)は、アイルランドで私生児として生まれるが、裕福な家庭で育ち、両親とともに米国に渡る。父親の反対を押し切り、船乗りのジェームズ・ボニーと結婚、バハマで暮らすが、海賊ジョン・ラカムと出会い、彼の恋人となる。当時は女性が船に乗ることはできなかったため、男装して海賊船に乗り込む。そこでやはり男装して船に乗り込んでいたメアリー・リードと知り合ったとされる。

マシュ
マシュ

男装のメアリーさんは、かなりのイケメンだったそうで、アンさんは、一目惚れ。誘惑しようとしたところ、自分は女、とカミングアウトされたそうです。

メアリー・リード(Mary Read、1685? – 1721)は、ロンドンで私生児として産まれ、養育費を得るため男児として育てられる。18歳で陸軍にはいり結婚したが、夫の死後、オランダ軍に入隊、乗った船が海賊に襲われたことから、海賊の手下となるが、男装したメアリーを誰も女性とは気付かなかったという。カトラスの遣い手で、急所を一刺しで相手を殺害することもあったという。また、アンは銃の名手と言われていた。

管理人
管理人

2人の仲の良さに嫉妬したラカムはメアリーを殺そうとしたため、メアリーは胸をはだけて、女であることを説明したとか。

1720年にラカムの海賊船が捕らえられた時、男性乗組員が怖気づいてしまったが、アンとメアリーは徹底抗戦するも2人は捕らえられてしまう。2人は裁判において妊娠を主張して刑の執行を免れたが、メアリーは獄中で病死、アンは子供を出産したとされるが、その後の正確な足取りは不明。一説によると釈放された後、結婚し、82歳で亡くなったといわれる。(参考:ウィキペディア アン・ボニーメアリー・リード

黒髭
黒髭

アン&メアリーについては「海賊」も参考にしてほしいでござる。吾輩のページもおすすめでござるよ!

アン・ボニー&メアリー・リード関連書籍

海賊列伝(上) – 歴史を駆け抜けた海の冒険者たち  
チャールズ・ジョンソン/中公文庫
17世紀末から18世紀初頭に活躍した海賊の伝記集「海賊史(A General History of the Pyrates)」を翻訳したもの。黒髭やメアリー&アンなど海賊の具体的な生涯を伝えるほぼ唯一の書物といえ、脚色は加わっているものの、現代の「海賊」イメージを定着させた。上巻には黒髭、アン&メアリー、バーソロミュー・ロバーツを収録。


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女海賊メアリ・リード  
ミレイユ・カルメル/草思社
海外ロマンス小説に冒険物語要素を混ぜた、という印象ですね。全4巻で1巻「偽りの天使」(いかにもロマンス小説風なタイトルだw)はまだ海賊になる前のメアリーを描いています。4巻のタイトルは「二人の女海賊」で、アンも登場します。海外ロマンス小説ふうなので、サクサク読めますが、ハマると止まらない、といった感じでしょうか。


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アン・ボニー&メアリー・リード関連映画

BLACK SAILS/ブラック・セイルズ  
Black Sails 2014米/監督:ニール・マーシャル
スティーヴンソンの小説「宝島」の前日譚。Youtubeなどでネット配信され、日本ではHuluで視聴できました(現在は終了)。「宝島」の20年前という設定で、フリント船長ら「宝島」の登場人物に、ジョン・ラカムやアン・ボニーなど実在の海賊がからみます。残念ながらメアリーの登場はなし。第4シーズンまで制作され、第3シーズンには黒ひげも登場します。アンを演じるのはクララ・バジェットというTV中心の女優さんでこんな感じ。

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劇場版名探偵コナン  紺碧の棺 (ジョリー・ロジャー) 
2007年/監督:山本泰一郎
人気マンガ(アニメ)の劇場版11作となる作品で、300年前に2人の女海賊アン・ボニーとメアリ・リードが遺したという財宝伝説がある神海島に旅行に訪れたコナンたち。そんな中、博物館から2人由来のカトラスと銃が盗まれる。もちろん伝説は架空のものですが、2人になぞらええたストーリーになっています(隠し?テーマは女の友情)。コナン作品の中では興行成績はイマイチだったそうです。

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