第四特異点「死界魔霧都市：ロンドン」 キャスター ★3
FGO（Fate/Grang Order）のサーヴァント「ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス」の元ネタに関する書籍や映画などを紹介しています。間違いがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。また、書籍の感想やお勧めの書籍や映画があれば、ぜひお知らせください
パラケルススはこんな人物
ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス（1493ー1541）は、スイスの医師、化学者にして錬金術師、神秘思想家。錬金術の研究で培った化学知識を医療に導入。また当時主流だった四大元素（火・水・風・土）説に反対し、万物の根源は水銀（液体性）、硫黄（燃焼性）、塩（個体性）からなるとする「三原質説」を提唱している。「ホムンクルス」を生み出したという説や「賢者の石」「不老不死の薬エリクサー」など彼が関わったとされる逸話には事欠かない、「パラケルスス」の名前は、古代ローマの医学者ケルススを凌ぐと言う意味合いでつけたという説も。（参考：ウィキペディア）
パラケルスス関連書籍
パラケルスス自身の著書もたくさんあるのよ。入手しにくいものも多いんだけど、おすすめはあるかしら？
妖人奇人館
澁澤 龍彦 ／ 河出文庫
ノストラダムスにカリオストロ、ラスプーチンの娘……など澁澤龍彦が選んで解説した奇人変人図鑑。パラケルスス以外にもFGO関連では、ジャック・ザ・リッパーやシュバリエ・デオンについても紹介しています。
図解 錬金術
草野 巧 ／ 光文社新書
錬金術の歴史や基本的な知識を簡潔な解説と図版でまとめた入門書的な一冊。黄金練成、不老不死、エリクサー、賢者の石、ホムンクルスなどの解説から、中国に実在した煉丹術、現代の科学技術をもってすれば、元素を別の元素へ変異させることが可能な話まで党の東西を問わず紹介しています。
新編バベルの図書館 第6巻
ホルヘ・ルイス・ボルヘス／国書刊行会
幻想的な作品で知られるアルゼンチンの作家、ホルヘ・ルイス・ボルヘスによる短編「パラケルススの薔薇」を収録。燃えて灰になったバラを蘇らせることができるならあなたの弟子になりたい、という青年に、パラケルススの答えは――。装丁が美しい旧編では表題作となっています。
パラケルスス関連映画
映像作品はドイツの映画監督George Willhelm Pabstによる1943年の映画「Paracelsus」があります。YouTubeで全編が見られるのですが字幕などもなく、私にはまったくわかりません。パラケルススの没後400年を記念した映画とのこと。リンクしましたので、興味のある方はどうぞ。
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