ロムルス
ローマだ。
ローマを取り上げた小説といえば、塩野七生「ローマ人の物語」ですよね。単行本で15巻、文庫版で43巻+1と、大作です。全部読むのが正しいと思いますが、サーヴァントはどの巻にメインで登場するのか、単行本、文庫版それぞれ対応表にまとめました。(サーヴァント名のリンクは各サーヴァントの紹介ページに、巻数のリンク先はAmazonになります)Kindleでも提供されていますが、単行本と同内容になります。
サーヴァント | 単行本 | 文庫版 |
ロムルス | 1 | 1 |
スパルタクス | 3 | 7 |
カエサル | 4、5 | 8、9,10,11、12、13 |
クレオパトラ | 5 | 13 |
カリギュラ | 7 | 18 |
ネロ | 7 | 20 |
ゼノビア | 12 | 34 |
アルテラ(アッテラ) | 15 | 42 |
古代ローマの総合的な本をいくつか。
はじめて読む人のローマ史1200年
本村 凌二 /祥伝社新書
伝説の時代から王政・共和制を経てローマ帝国の建国から滅亡までの起承転結を7つの「なぜ」をキーワードにわかりやすく解説。同じ著者の「教養としての「ローマ史」の読み方」(PHP研究所)は、こちらをもう少し深く解説した内容になっています。「なぜ、ローマ人は共和政を選んだのか」「ローマ軍の強さの秘密」などテーマも似通っています。
古代ローマ帝国トラベルガイド
レイ・ローレンス /創元社
ローマの遺跡ガイドではなく、古代ローマの時代に旅行ガイド本があったらこんな感じ、という本。ほとんどん項目が見開き2ページで書かれており、詳しくはないけれど、当時の生活や文化がわかります。ロムルスやカエサルなど重要人物も紹介していますが、個人的には交通手段や通貨、気候などを紹介する「旅の情報」カテゴリが面白かったです。難点は紙がとても固いこと。仮にも「ガイドブック」というならこのページのめくりにくさ、読みにくさはアウトです。