紫式部と七つの呪本

FGO(Fate/Grang Order)2019年のバレンタインイベント「紫式部と七つの呪本」で本を読んでいたサーヴァントとその書名が判明しているものを集めました(といってもそれほど数はありませんが)。それにしても刑部姫はいったい何を読んでいたんでしょうねw

マシュが読んでいた本

イリアス 
ホメロス / 岩波文庫
マシュが熱心に読んでいたのは、ヘクトールのところでも紹介していますが、ホメロスの叙事詩「イリアス」。「マハーバーラタ」「オデュッセイア」と並び世界三大叙事詩の1つです。アレキサンダーの愛読書でもあり、彼からのバレンタインのお返しでもありました。そういえば、アポクリファコラボイベント時には「紙片」を集めたこともありましたね。

マシュ
マシュ

ホメロスの綴った、古代ギリシャの叙事詩です。アキレウスさんやヘクトールさんが戦ったという、トロイア戦争について語られた本で―

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フィン・マックールとガウェインが読んでいた本

黄金の騎士フィン・マックール 
ローズマリー・サトクリフ / ちくま文庫
本を読みながら廊下を歩いていてぶつかったフィンとガウェイン。フィンが読んでいたのは、自分が主人公の本「黄金の騎士フィン・マックール」。現在発売されているのは、クー・フーリンとセットになった1冊です。「今度貸してください」とガウェインが言ってましたが、また貸しは厳禁ですよw

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サー・ガウェインと緑の騎士 
J.Rトールキン /原書房
ガウェインが読んでいたのも自分が主人公の作品「サー・ガウェインと緑の騎士 」。著者も翻訳もいくつかありますが、これは「指輪物語」で知られるトールキンによるもの。トールキンぽく現世を「ミドル・アース(中つ国)」と呼んでいるんですよね。2019年7月に新版が登場。もしやこれもFGO人気?

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ワルキューレが読んでいた本

イソップ寓話集 
岩波文庫
ワルキューレのオルトリンデが読んでいたのは、「イソップ一家物語」。実はそんな本はなく(イソップ寓話の成り立ちは、紀元前6世紀にアイソーポス(イソップ)という奴隷が寓話で名声を得た、というものだそうで、一家、はない)、とりあえず「アリとキリギリス」や「ウサギとカメ」など誰もが知っているイソップ寓話集を。実はイソッフが作ったと実証できるお話は1つもないとか。(参考:ウィキペディア)。ひょっとしたら映画「サウンド・オブ・ミュージック」の元ネタ「トラップ一家物語」かも??

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若草物語 
オルコット / 新潮文庫
ワルキューレのヒルドが読んでいたのは「若草物語」。4人の姉妹の性格の描き分けが秀逸。映画化も何度もされている名作です。ヒルドには次はオースティンの「分別と多感」を勧めたいですがどうでしょう。「赤毛のアン」のほうがいいかな?

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嵐が丘 
エミリー・ブロンテ / 新潮文庫
ワルキューレのスルーズが読んでいたのは「嵐が丘」。アンデルセンにいい趣味だとほめられ「源氏物語」を勧められたら、「それはもう読みました」というあたり、スルーズはなかなか硬派の文学少女、というか文学サーヴァントですね。

アンデルセン
アンデルセン

ほう、なかなか趣味がいい。燃えるような情愛の物語、大人向けのチョイスだな。

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黒髭が読んでいた(かもしれない)本

絶対に見られない世界の秘宝99  
ダニエル・スミス /日経ナショナルジオグラフィック社
黒髭が読んでいたのは先輩?海賊「キャプテン・キッド」の伝記…ですが適当なものがなかったので、キャプテン・キッドを一躍有名にした財宝伝説についての本を。キャプテン・キッドことウィリアム・キッドは、逮捕・処刑される前に財宝を隠したが、発見されたものが予想より少なかったため、ニューイングランドの入り江や小湾、アメリカの東海岸、西インド諸島の島々などが隠し場所の候補地として語り継がれていました(日本の徳川埋蔵金みたいなものですかね)。ちなみに、ロマノフ王朝の秘宝イースターエッグや、アントワネットの逃亡資金、などFGO的に興味深いものも紹介しています。

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