ロビン・フッド

第1部5章 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム  異端なるセイレム アーチャー★3

FGO(Fate/Grang Order)のサーヴァント「ロビン・フッド」の元ネタに関する書籍や映画などを紹介しています。間違いがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。また、書籍の感想やお勧めの書籍や映画があれば、ぜひお知らせください

ロビン・フッドはこんな人物

ロビン・フッド (Robin Hood) は、中世イングランドの伝説上の人物。実在を裏付ける確かな資料はなく、「ロビン・フッド」は、何人かの人物にまつわる伝承が合わさって形成された可能性が高いという。リチャード一世(獅子心王)時代の人物で「弓の名手で、イギリスのノッティンガムのシャーウッドの森に住むアウトロー集団の首領で義賊」「緑色の服を着て羽のついた帽をかぶっている」などは、19世紀以降の比較的新しい伝承で、リトル・ジョンやタック修道士などの仲間たちも19世以降の伝承に登場する。(参考:ウィキペディア

ロビン・フッド関連書籍

現在日本で翻訳されているもののほとんどは、米国のイラストレーター件著述家のハワード・パイルが、ロビン・フッド伝説を子供向けに編纂しなおしたもの。

ロビン・フッドのゆかいな冒険
ハワード パイル / 岩波少年文庫 
弱きを助け強きをくじく、民衆の英雄ロビン・フッドが、シャーウッドの森で愉快な仲間たちを増やしてくお話、悪辣な代官や王様からお金を巻き上げるお話です。改訂版になっていますが、ちょっと古風な言い回しがあったりします(あとがきによると、原文もあえて古風な英語を用いていたり、古い物語の形式をとっていたりしているそう)。上下2巻。ロイン・フッドの物語を読んだことがあるという方はこの本が多いのではないでしょうか。


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ロビン・フッドの愉快な冒険
ハワード パイル (著), 三辺 律子 (訳)/光文社古典新訳文庫
2019年発売の新訳本。同じハワード・パイルの原作ではありますが、これまでの子供向けの訳よりも少し大人向けで、現代ふうな名称を使用しています。(といっても読みやすい物語にはかわりなし)。今もっとも入手しやすいロビン・フッド物語、ともいえます。


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ロビン・フッド物語
ローズマリー・サトクリフ /原書房
イギリスの英雄譚といえばこの人、なサトクリフによる「ロビンフッド」。題材のせいか、これがデビュー作とということもあってが、人物の掘り下げやドラマチックさにはやや欠ける感じがします。


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アイヴァンホー
ウォルター スコット/岩波文庫
サクソン人とノルマン人の対立で内戦の危機にあった12世紀末のイングランドを舞台にした中世騎士冒険ロマンス物語。架空の主人公を歴史的な出来事の中に取り込んだ物語の手法の元祖といわれているそうで、主人公アイヴァンホーは架空人物ですが、黒騎士として登場する実在の王、リチャード獅子心王と弟のジョン失地王、伝説の森の義賊ロクスリー(言わずもがな)などよく知られた人物が登場します。岩波文庫版(上下2巻)はかなり古い訳ですが、電子書籍で新訳版が出ているようです。


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ロビン・フッド 関連映画

予想以上に何度も映画化されているロビン・フッド。比較的公開が新しいものから3作とアニメを1本。

フッド・ザ・ビギニング 
Robin Hood: 2018年 / 監督:オットー・バサースト
日本でのソフト発売は4月ですが、最新のロビン・フッド。いかにしてロビン・フッドになったか、というこちらも”ビフォア ロビン・フッド”。ロビンを演じるのは、タロン・エガートン。緑というよりモノクロームですね。製作のディカプリオが若かったら自分でやりそうな役でした。実はこの作品、続編制作予定でしたが、興行成績がふるわず、打ち切りに。いかにも続編がありそうな邦題〈原題は「Robin Hood」)をつけたのに残念な結果に。

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ロビン・フッド 
Robin Hood: 2010年 / 監督:リドリー・スコット

ロビンはラッセル・クロウ。リドリー・スコットと「グラディエーター」コンビで骨太ロビン・フッドの誕生までを描いています。マリアンはケイト・ブランシェット。ロビンといえば「緑」のイメージですが、「緑茶」というより、ほうじ茶的なカーキ色で、軽快というより重々しく渋く重厚なロビンです。まぁ言ってしまえば「グラディエーター」的な感じです。

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ロビン・フッド
Robin Hood: Prince of Thieves 1991年 / 監督:ケヴィン・レイノルズ
ロビンはケビン・コスナー。この前年に「ダンス・ウィズ・ウルブス」翌年は「ボディ・ガード」とコスナー全盛期の映画なので、典型的なヒーロー映画になっています。残念ながらラジー賞受賞。ちなみに同年にはパロディ映画「ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ」(監督:メル・ブルックス、主演:ケイリー・エルウィス)も公開されました。


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ロビン・フッド 
Robin Hood 1973年 / 監督:オットー・バサースト
緑の服に。羽のついた帽子をかぶった弓の名手、愉快な仲間たちと、ジョン王の失政を暴く義賊という伝承そのままのロビン・フッド。ただしキツネ…というディズニー・アニメ。もともと、ロビン・フッドは様々な伝説が入り混じった物語なわけで、これは「動物の世界」でのロビン・フッドのお話というわけです。日本ではDVDのみでBD化はされてないですね。


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