ラクシュミー・バーイー

Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』 セイバー ★4

FGO(Fate/Grang Order)のサーヴァント「ラクシュミー・バーイー」の元ネタに関する書籍や映画などを紹介しています。間違いがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。また、書籍の感想やお勧めの書籍や映画があれば、ぜひお知らせください。

ラクシュミー・バーイーはこんな人物

ラクシュミー・バーイー(Lakshmi Bai, 1835?~1858)は、インド中部にあった小王国ジャーンシー藩王国の王妃。インド大反乱の指導者の一人で、イギリス軍相手に勇戦し、「インドのジャンヌ・ダルク」とも称される。藩王に嫁ぎ王妃となったが、跡継ぎのないまま王は病死。末期養子を認めない「失権の原理」から、イギリスに併合されてしまう。城を没収された際に彼女が残した言葉「メーレー・ジャーンシー・ナヒン・デーンゲー(我がジャーンシーは決して放棄しない)」は今でも語り継がれているという。1857年5月にインド大反乱(シパーヒーの乱、セポイの乱ともいわれる戦い)が勃発。ジャーンシーでも反乱がおき、イギリスの攻撃を受けたことから、ラクシュミーも蜂起。自ら馬に乗り、剣を振るい、先頭に立って民を導いたといわれ、戦いで命を落とす。(参考:ウィキペディア)。

マシュ
マシュ

「ナヒン・デーンゲー」はラクシュミー・バーイーさんの宝具になっています

ラクシュミー・バーイー関連書籍

インド大反乱一八五七年 
長崎 暢子 /中公新書
1981年とかなり古い本なのですが、インド大反乱についてのみを詳細に取り上げた書籍は見当たらず。図書館などで探していただくのが早い買いも知れません。


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王妃ラクシュミー―大英帝国と戦ったインドのジャンヌ・ダルク
ジョイス・チャップマン リーブラ/彩流社
東洋史を研究した米国人女性研究者による小説。小説はいえ、実際にインドで彼女にまつわる話を集めてもとにしたという作品。比較的近代の人物ながら王妃以前の彼女については、ほとんど資料がのこっておらず生年月日もはっきりしないそう。


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近代インドの歴史 
ビパン チャンドラ/山川出版社
18世紀ムガル帝国の崩壊、イギリスの支配から1947年8月の分離独立にいたるインドの民族運動を紹介。なんとインドの高校生の歴史の教科書だそうです。(山川出版社だし!)ちなみに、「古代インドの歴史」「中世インドの歴史」と3部作になっちます。難点は価格がやや高いということ。私も図書館で借りました……
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世界を変えた100人の女の子の物語
エレナ・ファヴィッリ、フランチェスカ・カヴァッロ/河出書房新社
クラウドファンディングで67万5000ドル(約7300万円)を集め、70カ国47言語に翻訳された話題の児童署(著者インタビュー)。活躍した時代も分野も様々な世界各国の女性たちを紹介しています。子供向けなおかつ100人ですので、それほど詳しくはありませんが、イラスト(これも60人の女性アーティストが描いている)の楽しい本。FGOでは、ラクシュミー・バーイー以外には、ナイチンゲール、クレオパトラを取り上げています。比較的近代~現代の女性が多いのですが、さすがに世界各国ということで、よく知らない国もあるためか、日本からはオノヨーコと神功皇后(実在したかは…)というのがやや微妙です。
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ラクシュミー・バーイー関連映画

マニカルニカ ジャーンシーの女王 
Manikarnika: The Queen of Jhansi 2019年 / 監督:ラーダ・クリシュナ・ジャガルラームディ

2020年1月に2週間の限定公開された作品。ソフト発売は4月8日です。歴史ドラマかつアクション大作といった趣。「マニカルニカ」は彼女の幼名です、日本公開は無理にでも「ラクシュミー・バーイー」を前面に出したほうが、FGOファンが見に行ったのではないかと思われます・

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