第1部5章 イ・プルーリバス・ウナム ランサー ★3／ セイバー ★4
FGO(Fate/Grang Order)のサーヴァント「ディルムッド・オディナ」の元ネタに関する書籍や映画などを紹介しています。間違いがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。また、書籍の感想やお勧めの書籍や映画があれば、ぜひお知らせください。
ディルムッド・オディナはこんな人物
ディルムッド・オディナは、ケルト神話のフィニアンサイクルに登場。フィオナ騎士団の団長フィン・マックールに仕え、優れた騎士であり、美貌の持ち主だった。頬に妖精からおくられた女性を引き付ける魔力を持つ黒子がある。フィンの婚約者グラーニアと恋に落ち、数年の逃避行ののち、フィンの許しを得て戻る。二本の槍（ゲイ・ジャルグ、ゲイ・ボー）と二本の剣（モラルタ、ベガルッタ）を持つ。(参考：ウィキペディア）
ディルムッド・オディナ関連書籍
ケルトの神話―女神と英雄と妖精と 
井村 君江 ／ ちくま文庫
ケルトの歴史から始まり、ケルト神話の中でも神話サイクル、アルスターサイクル、フィアナサイクルから主要なエピソードのあらすじを紹介しており、入門書的な1冊。
炎の戦士クーフリン/黄金の戦士フィン・マックール―ケルト神話ファンタジー 
ローズマリー サトクリフ ／ちくま文庫
サトクリフによる英雄譚。クー・フーリン、フィン・マックール両方に関わる物語が比較的わかりやすく読めるFGOファンにはお得な1冊。ディルムッドについては、「ディアミッドとグラーニア」「ディアミッドの死」で、語られている。
ディルムッド・オディナ関連映画
ダンシング・オン・デンジャラス・グラウンド 
「リバーダンス」のプリンシパル、ジーン・バトラーとコリン・ダンによるアイリッシュダンスの舞台をDVD化。題材は「ディルムッドとグラーニアの追跡」をベースにしたストーリー。フィアナ騎士団のリーダー、フィン（トニー・ケンプ）が結婚したアイルランドの王の娘で歳の離れた美しい女性、グラーニャ（ジーン・バトラー）は、フィアナ騎士団のエリート戦士、ディルムッド（コリン・ダン）と恋に落ち逃亡するが、ディルムッドは捕えられ殺されてしまうという結末になっている。
Pursuit 
2015年のアイルランドの映画で、ディルムッドとグラーニアの物語にインスパイアされたロードムービー、だそうです。アイルランドの映画賞でもいくつかノミネートされていた作品です。ディルムッドを演じているのは、Barry Wardというアイルランドの俳優。出演者で私が知っている名は、ブレンダン・グリーソンくらいでした。(IMDB)
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